混乱中で、弱く貧しく声も上げられないような人々の命の声に心が動かされ、憐れみの神に対する信頼のみで創立されました。そして、創立当時も今もその思いは変わりませんし、変わってはいけないのだと思います。しかし、世の中が豊かになってくると同時に、私たちの生活のなかにも神への信頼ではなく世のものに頼る心、小さな心の叫びも聞こえ憎くなってきているのではないでしょうか。コロナで世界中が不安になり、弱い命が脅かされ、ウクライナへの侵略によって世界はまた戦争の危機にあります。特に小さな命が失われ、逃げ惑いその中であっても、神の聖霊は吹き荒れます。
現在の世界も多くの苦しみを抱え、小さな命がないがしろにされています。その中で、教会は来年シノゾスを開きます。多くの人々に「ともに歩む」用に呼びかけています。すべての人と手ととって歩むのです。神様は今という時を与え恵みの中で生きるようにと導いておられます。弱い人も強い人も、貧しい人も飛んでいる人、キリストを知っている人知らない人もともに歩むように促しておられます。ともに歩むには、神様とひとへの信頼が必要です。創立の精神に立ち返り、創立者たちが体験した神様への信頼と人々への愛を思い起こし新たな一歩を歩み出していきましょう。