私たちの会は、教会の古い習慣に乗っ取り、新しい使命を果たすときに新たに名前をいただきます。彼女は、日本の殉教者「大村のマリナ」の修道名をいただきました。宣教者や多くの信者を助けながら、勇敢に主への愛と信頼の中、殉教した聖人です。女性として日本で初めての聖人です。私たちの会も、この日本の中にあって、目の前に居る方々の助け手となることを望んでいます。病や貧困はもちろんですが、難民の方、誰にも相談できずにいる方などいろいろな方々と接しています。小さな会ですが、創立者の心を生き、そして今、目の前にいる方々のために精一杯主の愛の運び手として生きたいと望んでいます。その望みを新しい修練者と一緒に確認した日でもあります。
また、誓願の更新も同時に行いました。毎年のことですが、本当に心が新たにされます。日常の中で、忙しく過ごしている時、とどまって、初めて誓願を立てたときの思いを感じます。不安と期待で溢れ、まっすぐに主の道を歩むために、誓願を立てた日、主の愛に信頼して不安がありながらも、恐れなく一歩を踏み出した日です。会員の中には、何十年もの歳月更新を続けてきた会員もおります。働きは変わり、思うように動けなくなり、姉妹の手を借りる会員もおりますが、初めて誓願を立てたときの熱い思いを新たに感じたことと思います。何年も経た今だからこそ、主の愛を、主の惠をより多く感じ、感謝のうちに主の道を最後まで歩むことを心に決めた日でもあります。