初誓願・終生誓願・金祝・ダイヤモンド祝
大型台風の通過の後の晴天の日に誓願式を迎えられたことに感謝しております。コロナの中で、2年間続けていつものような誓願式を行うことができませんでしたが、皆様の祈りのこもった式を行うことができました。ともに一緒に祝いたいと思う方々の思いのこもった温かな式でした。東京大司教菊地功大司教司式の中、多くの神父様方には共同司式をしていただきました。大司教のお説教の中で、このコロナの中苦しんでいる人々に希望を示す存在として奉献生活者の在り方を教えてくださいました。私たちの会は口癖のようになっておりますが、本当に小さな会です。何がこの今の世界の中でできるかわかりません。しかし、会員一人一人が与えられた場において、そして与えられた状態において、希望の種をまくことができたらと会員一同心を新たにいたしました。
修練期 受け入れ式
10月1日 幼きイエスの聖テレジアの祝日に二名の姉妹が修練期に入る恵みをいただきました。ベトナムからきた、レ ヌェン ヴァオ ヴィさんと伊藤 晴美さんです。このコロナの中にありますが、私たちの会の大きな喜びの時でもあります。
わたしたちは、このコロナ下にあって、恵みにより、年の黙想会に参加することができました。3密を避け、マスク、手洗い、手の消毒などを実行しつつ、食堂においても、講話室においても、プラスチックのフェイスボードが立ててありました。このように感染拡大防止に配慮した環境の中でしたが、非常に恵み豊かな時を過ごすことができました。
今年は、聖パウロ修道会の山内堅治神父様に黙想のご指導をお願いしました。
神父様は、聖ヨハネ会の会憲をもとに、会の歴史、創立者マザー岡村ふくのこと、又、会の精神や目的、使命などを共に味わうように招いてくださいました。ヨハネ福音書、ヨハネの手紙を読み、しばしば、お話の中で、ご自分の会のことを紹介してくださりながら、パウロの手紙を引用し、聖ヨハネ会のカリスマや使命をより鮮明に浮かび上がらせてくださいました。
志願者への受け入れ式
4月16日に、2名の準志願者が志願期に入りました。レ ヌェン バォ ヴィさんと伊藤晴美さんです。このコロナの中ですので、小金井教会の主任司祭の加藤神父様司式の司式で、会員だけのあたたかな式でした。その中で、神父様はブドウの実についてお説教してくださり、この新たな志願者たちとヨハネの姉妹として、一緒に多くの実を結びたいと、姉妹はみな感じたと思います。聖歌をうたい、声高らかにというわけにしかない今だからこそ、祈りを一つにして、私たちのカリスマを思い起こしました。「実を結ぶ」そしてその実が、多くの人の潤いとなることができるように願いを込めて祈りました。新たに志願者となった二人も、これから少しずつ、実を結ぶことができると思います。はじめから美味しい実ではないかもしれません、でも何かの命を支える実であることは確かです。東京の小金井の地で実を結んで、私たちは75年以上前からいろいろな実を結んできたと思います。修道会として、そして会員一人一人が各々の実を結んできたのです。その中に新しい仲間が加わりました。私たちの会は決して大きな会ではありません。敗戦が色濃くなり、日本中が、貧しさで苦しく、閉塞感の中で光が見えなくなったときに誕生した会です。今も、その時のように、経済的には違いますが、皆未来が見えない閉塞感、光のない中で、小さな実であり、ほのかな希望の光かもしれませんが、新しい仲間を加えて、新たに一歩を踏み出しました。ちょうど復活節の中での、明るい出来事でした。
2021年2月27日~28日1泊2日の召命黙想会が行われました。
「わたしにつながっていなさい」をテーマとしました。
場所は例年通り、小金井の聖霊会黙想の家をお借りしました。毎年この時期に行われている召命黙想会ですが、振り返ると昨年のこの時期は新型コロナウイルスが日本でも流行の兆しがみえてきたその直前に不思議と実現できた奇跡の黙想会となりました。今年は皆で祈りながら実現できるかを真剣に祈り識別しながら準備をしてまいりました。おかげさまで感染対策の事前準備や当日の予防策など徹底をし安全で安心な祈りの空間と雰囲気を築けたのではないかと思います。
10月の最終土曜日に私たちの会の誓願式が行われました。今年は、大司教様による司式で初誓願と金祝・ダイヤモンド祝をミサの中執り行いました。初誓願を立てたのは、シスターピア レテイ トウ フンです。彼女は私たちの会で初めてのベトナムの方です。そのため、多くのベトナムの神父様も一緒に式にあずかってくださいました。
続きを読む>誓願式の前日、会員の誓願更新と2人の志願者を修練期に受け入れる式をしました。小金井教会の主任司祭加藤神父様の司式で執り行われました。この式の中で新しい修練者が2名誕生しました。ブイ テイ リーとヌエン テイ ハーの二人です。
9月17日から26日まで年の黙想会に参加しました。
コロナ禍にあって、実現されるか心配されましたが、黙想の家は、慎重な対応を条件に寛大に受け入れてくださいました。